本社総務部

2020年 入社

 

入社を決めた理由を教えてください。

大学では弓道部に所属し、自身も選手でありながら、マネージャーとしても活動していました。部員一人ひとりに寄り添い、部全体を支える役割として仕事を全うしていくうちに、自然とやりがいを感じるように。この経験を就職活動に生かしたいと考え、会社や社員を支える存在である「総務部」を目指すようになりました。

ところが入社1年目から総務部へ配属されることは一般的に珍しく、ましてや新卒で総務部の社員を募集しているのはごく稀。就職先の選択肢が絞られるなか、総務部の求人を見つけたのが中外でした。

中外は、地元の産業を支える自動車部品の「メーカー」でありながら、産業機器や民生機器にかかわる製品を扱う「商社」でもあります。このように幅広い業界とつながりを持つ中外だからこそ、総務部として会社の内側から支え、社員が働きやすい環境を作ることで社会に貢献できるのではないか。そんな想いが芽生え、入社を決めました。

現在の仕事について教えてください。

入社後は念願叶い総務部に配属され、ひと言で伝えるのが難しいほど幅広く業務に携わっています。当社には人事部や労務部がないので、採用活動や給与計算、勤怠管理なども担当。まさに「何でも屋」という感覚ですね。

特に印象に残っているのは、配属されて間もない頃に経験した福岡工場への出張です。現地では試験会場の準備や案内を行ったり、工業高校や専門学校の先生方へ挨拶まわりをしたり。さらに採用面接に参加し、実際に面接官と応募者のコミュニケ―ションの場も体験しました。

総務部では、ほかにもインターンシップや工場見学など、採用にかかわるあらゆる取り組みを行います。学生の皆さんとコミュニケーションを交わす場面も多いですね。卒業後を見据えて学校生活を送っている前向きな姿勢に、私自身もエネルギーをもらっています。入社から1年が経ちますが、学生の皆さんに近い存在として同じ目線に立って、寄り添った採用活動を心がけていたいですね。

やりがいを感じるのは、どんなときですか?

正直に言うと、中外に入社するまでは、新人社員に対して「雑用係」というイメージを持っていました。ところが先輩社員の皆さんは、常に「どう思う?」と投げかけてくれます。意見を伝えられる場が多く、最初は驚きましたね。その積み重ねの成果もあって、今では自分から発言できるように。新人社員の何気ない発言一つも拾ってくれるので、言動すべてに責任を持つきっかけにもなりました。

特に、総務部は会社の“根”にあたる部分。例えば「コーポレートサイトを一新する」といった、会社全体にかかわる取り組みを企画する際には、多くの社員を動かすことになります。変化の大小を問わず、会社をより良い方向へと動かすことができるので、課題を達成できたときには喜びもひとしお。自身のアイデアが反映された取り組みの成果を、他部署の先輩社員から褒めていただいたこともあります。総務部である私にとって、社員の皆さんが「お客様」。常に身近にいる存在であり、リアクションが直接伝わってくるのはうれしいですね。社員の皆さんにとって、親しみやすい存在になれるよう、今後も積極的に交流していきたいと思っています。

仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。

物事に対して、客観的な視点を持つことです。自分が知らないことや把握できていないことは何か。自身を俯瞰して見つめることで、その課題が明確になると思います。

また総務部は、外部のお客様と接する機会が少ないポジション。「社員=お客様」として考え、常に会社全体のことを見渡す必要があります。そのためにも、まず中外で取り扱っている製品やサービスについて、十分に理解できるよう心がけていますね。

学生のみなさんへメッセージをお願いします。

就職活動において、学生の皆さんに大切にしてほしいのは、できるだけ「ありのまま」の自分でいることです。自身の個性を隠して、取り繕った姿で就職活動に挑むと、入社後にそのギャップに苦労する可能性もあります。最低限の礼儀は必要ですが、「素」の自身で挑んでみるのが一番です。

自身が生かしたい個性と、社風との相性も重要です。そのためにも、学生時代に磨いておくと良いのは、まず「自分の個性を知ること」。そして、長所としてしっかりとアピールできるように準備すると良いでしょう。中外は、一人ひとりの個性を受け止めてくれる場所です。自身が出した意見やアイデアが、会社の未来を変えることも夢ではありません。

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