営業調達部

2019年 入社

 

入社を決めた理由を教えてください。

2015年に来日し、日本語学校で1年半ほど日本語を勉強しました。その後、2年間にわたり大学院に通い、技術力を事業に生かした経営術を学ぶ「MOT(マネジメント・オブ・テクノロジー)」を専攻。同時に、日本の「チームワークを重んじる」という文化に触れてきました。日本で働くことで、チームの一員として自身のスキルや知識を生かし、成長につなげたい。そんな想いから、日本で就職することを決意しました。

就職活動をするなかで、中外を選んだ決め手は3つあります。まずは、「メーカー」「商社」の両機能が連携していること。そこで生まれる相乗効果によって、唯一無二の新たな製品・サービスを提供できると知り、この上ない魅力を感じました。次に、中外が上海や天津にグループ会社を置き、グローバルに事業を展開していること。自身の語学力を生かして中国のお客様と接することで、日本と中国の「架け橋」となりたいと思ったのです。そして最後に、説明会で感じた、社員の皆さんの人柄の良さ。温かい雰囲気に包まれたこの職場で、ともに働きたい。そう強く想ったことを覚えています。

現在の仕事について教えてください。

現在は営業調達部に所属しています。主な仕事は、お客様とやり取りする窓口として、見積書や発注書を作成したり、物流や生産工程のなかで作業工数の削減につながる提案をしたり。主に自動車に関連する会社のお客様と接することが多いですね。

元々、自動車や機械など専門的な知識を持っていたわけではないので、不安を感じたこともあります。しかしその都度、親切に教えてくれる先輩社員の皆さんに助けていただきました。入社した当時はもちろん、1年以上が経った今も、中外に入社してよかったと心底感じる場面ばかりが印象に残っています。

やりがいを感じるのは、どんなときですか?

一つの作業に対して、いかに作業効率を高められるか。その予想を立てて、工数やコストを提案するという仕事があります。たとえば、1箱に製品を詰めて運ぶ際に、1個でも多く入れて運ぶことで製品の単価を下げる。そうすることで、お客様が求めていらっしゃる予算や納期に近づけられるという仕組みです。自身の提案が採用されたときには、結果が数字として表れるため、達成感を感じますね。

また入社した直後は初めて行う仕事が多いこともあり、ミスも経験しました。そんなとき先輩社員から、「失敗を悔いるのではなく、同じことを繰り返さない対策が大切」と言葉をかけていただいたことが印象に残っています。それ以来、経験が自身の糧となり成長につながっていることを実感し、常に仕事へのやりがいを感じるようになりました。

仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。

「時間厳守」です。中外の「窓口」としてお客様と直接コミュニケーションをする立場なので、時間を守ることが最も大切。当たり前のことではありますが、会社の印象を左右する重要なポイントだと考えています。さらに時間やスケジュールの管理を徹底することで、仕事をスピーディに進めることができ、効率を高めることにもつながります。

また入社当時は、打ち合わせで話している内容について十分に理解できないことが多く、苦労しました。専門的な用語が多いため、日本人であっても「慣れるまで難しい」と言われるこの業界。今では事前に用語を覚えるために勉強したり、分からないことがあればすぐ先輩社員に相談するように心がけています。

学生のみなさんへメッセージをお願いします。

自身が掲げる目標と、会社の目指す方針が同じであること。それが居心地の良い職場を見つける目印です。そのために就職活動をする皆さんに大切にしてほしいことは、自分の中で譲れない「芯」を持つこと。私も、「自身に限界を決めずに成長したい」という想いを持ち続けたことで、中外に出会うことができました。

中外に入ってみて強く感じたのは、常に新しいことにチャレンジする前向きな社風。自動車に限らず、家電や情報通信などさまざまな分野にたずさわることができるので、視野を広く持っている方はきっと楽しく取り組める会社だと思います。

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