ecomaru_黒点不良改善事例
■自動車部品成形
◇A社
使用樹脂:HIPS 成形機容量:650トン 温度:230℃
課題:黒点不良率が10%を超えると、機会を停め分解清掃を実施。分解にかかる人手と、清掃時間に多く時間を費やしており軽減させたい。
検証内容:1日1回ecomaruでの洗浄を約2週間実施。使用前後のスクリュ汚れの確認と不良率推移を検証した。
・ecomaru使用前 スクリュ状況
・ecomaru約2週間使用後 スクリュ状況
⇒スクリュに付着している炭化物が大幅に減少した。
・ecomaru使用中の黒点不良推移
⇒不良率は徐々に下がり、2%台で推移した。この挙動は従来、分解清掃後に成形機の立ち上げを行った直後と同じであった。
・結果:分解清掃の挙動と同様に、不良率も下がったことから、ecomaruの洗浄効果が分解清掃の代替になることが確認できた。